設計思想
 
 ボトムアップ設計では3D図の部品構築で良いがゼロからの複雑なトップダウン設計では
 やはり2DCADが威力を発揮すると思います。
 
 そこで当社では、計画図は2DCADを使用して、部品図にするときに3DCADを使用し、
  組立図ではそのデーターを利用して、3DCADで全体を構築していきます。
  そうすることによって、計画が早く終わり、検図も兼ねて3Dで図面を仕上げることで
  図面のミスが限りなくゼロに近づきます。
  
  これが2DCADと3DCADを合理的に使う方法だと考えています。
 
 
 
 設計者の独り言
 
 1)  設計者は安易な妥協をしてはいけない、しかし人一倍謙虚でなければいけない。
 
  
 2)  CADをサクサク使えるのと、サクサク設計ができるのとは全く別問題である。
 
 
 3)  2DCADは図面を描くというイメージでできるが、3DCADは物を作るという
    イメージでなければいけない。
 
 
 4)  検図と校正を同じとして捉えてはいけない、図面だけを見ていると校正になってしまう。
 
 
 5) 設計は計算された芸術である、自分の感性だけではできない。
 
 
 6) 設計者は自分は最高だと思わなければいけない、しかし自分だけ見ていては
   いけない、自分だけ見ていると自分が掘った最高の穴に落ち込んで出られなく
   なってしまう。そしてやがてその穴は最悪の穴になってしまう。 
 
 
   以上長年の経験値(知)から学んだ自分への戒めから抜粋